イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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村の発表会と男の隠れ処

d0179044_1510039.jpg今日は村内で発足したばかりの芸術文化協会の発表会。調理実習のとき、「きてね」と言われていたので、どんなものか見に行ってみた。こういう農村のようなところは「文化」とか「芸術」とかが育ち難いと聞く。先日テレビを見ていたら、田舎のカラスより都会のカラスの方がエサが楽にとれるので=暇ができる=生きる事に必要ない「遊び」をおぼえる=すなわちこれ文化。文化とは、暇から発生する、だから、朝から晩まで汗水かいて働く農村部では、発展し難いということらしい。確かに心にゆとりが無いと無理なのかも。…そう思っていたけど、村の中では、みんな結構、文化活動をしていてびっくり。主に歌や踊りだけど、一体どこで教わって来たの?という艶やかな衣装で晴れ姿をお披露目していた。勝手に静かに暮らしているのかと思っていたのに。
画像は昔語り。いわゆるおとぎ話みたいなものを、おばあさんが何も見ずに淡々と語っていく。どうもこの辺りでは、昔は絵本とかいう概念はなくて、みんな口伝えだったようだ。あおちゃんの話では、これが出来る人はまだ村内に何人かいるとのこと。考えてみれば子供の教育の為の「絵本」は多分、石井桃子さんあたりが旗揚げした物だと思う。とすれば、日本は絵本の歴史がそんなに古くないのだ。女の人は字が読めない時代もあっただろうし、そういった中で、語り継がれてきたお話というのは貴重だと思う。絵本をダイレクトに読むより、想像力もかき立てられるし。
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お昼休憩。
どんが汁を買ってみた。
骨付き豚肉と根菜のみそ汁みたいなの。
本来はまたぎ料理らしいので、ウサギとかクマの肉だったのかな?
そういえば、去年、相方が行った、只見の雪祭りでは、「クマ汁」「鹿汁」「ウサギ汁」があったなあ。あの位思い切ってやって欲しかったかも。
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3時にはお開きになったので、一度、家に帰った。
が、急に相方が、「男の隠れ処」どうなってるか、見に行こうと言い出した。
五里台の林の中にある有り合わせの材でたてた、小さな小屋の事で、今は物置と化してしまっている。
夏に一度覗いたら、とても素敵な小屋だったので、使わせてもらえないかなあ…と目論んでいたのだ。
持ち主に相談も無く、勝手に雪かきに行く。
(怪しい行動だけど、雪かきなら怒られないだろう)

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近づいてみたら、小屋はすっごく埋まっていた。屋根の雪は溶けて締まって、それでも2m近くあるし、カチカチだ。
1月だけで、雪下ろししなかった空き家が次々壊れている。
相当な重さだろうに、小屋はけなげに耐えていた。
小一時間ほど、テラス部分の雪をどけ、後は(誰にも頼まれてないのに)徐々に降ろして行く事にして、家に帰った。
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by yama-humoto | 2011-02-20 15:08 | 日々