イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

無事です

揺れる寸前、携帯の緊急地震速報がなった。
確認するかしないかのうちに、大きく揺れ出した。
我が家はばったんと倒れる可能性から、とりあえずネコもつれて2階に避難。揺れが気持ち悪いほど長く、あんまり長い横揺れが続くと、本当に家が倒壊しそうでちょっと怖くなった。
ただ、この家は古いので建具の揺れる音が震度+2くらいの効果音を出すのだが。
2階から窓の外をみていたら、黄色い獣が走って行くのが見えた。テンだ!動物があんなに慌てて逃げるってことは…?
地震情報を確認しよとテレビをつけようとしたら、停電していた。(このときは、すぐ復旧すると軽く考えていた。)テレビやインターネットが使えないので、まったく状況が把握出来なかった。
大きめの地震なので、ニュースになって心配しているかも…と、実家に電話をかけてみてもなかなかつながらない。その間にも、細かい揺れはあった。
最低限持ち出すもの(防寒着、長靴、携帯、PC、充電器などなど)を目立つ色の袋につめて、2階にあげておいた。もしものときは2階からでも出られるように。幸い、家の周りは雪があるので、飛び降りても大丈夫そう。2回目の大きな揺れのときは、ネコも察して、すぐ一緒に2階に上がった。なぜだか、午前中はピーカンだったのに、みるみる吹雪き出して不安をあおる。ラジオが受診できたので、つけっぱなしにする。
ようやっと実家に電話がつながり、「だいじょうぶだから」といったら、母が「うん、ありがとう。大丈夫よ」と、とんちんかんな返答をするので、とうとうボケたのかと思ってしまった。東京が揺れたなんて知らなかったから。
映像で確認出来ないと、なかなか状況は把握出来なくて、不安になる。埼玉の友人から「ネコ3匹をつれて、車に避難中」と相方の携帯にメールが。え?え?どういうこと?なにそれ?埼玉で?
というのも、コチラの揺れは「立ってられない」とか、「家の中がめちゃくちゃ」とかはなかったのだ。整理してないへやだけど、なにも落ちなかったし、近所も静かなもの…。
いつまでも電気が復旧しないので、携帯の充電ができない。なるべく使わないように(それでも、みなさんからメールとを頂き、有り難かったです)通話を控える。明るいうちにろうそくとガスのランタンを用意。頭にはヘッドランプ。早めに夕飯の支度をする。(ガスは使えた)
そうこうするうちに夜になった。く、暗い…。もしやウチだけ、電線が切れてるんでは?と一応、近所をみると、やっぱり闇だった。
ロウソクと薪ストーブの灯りの中で暮らす。まるで、縦走中のテントの中とか、ネパールのバッティみたいだ。テレビもパソコンも使えない、しかも暗闇となると、ラジオの情報にすごく集中する。
東京の方が揺れたみたいで、電車が止まるまでと聞いておどろく。友人から「会社に泊まる事にした」とメールが来た。ここ2年ほど、テレビで警鐘をならしていた「帰宅難民」が実現してしまうとは!
どうなっているのか、まったくわからず、すごく不安になる。日本は大丈夫なの?
とりあえず、携帯とヘッドランプ、ラジオを枕元におき、服のまま横になった。夜、何度か揺れる度にラジオをつけると、震源が福島、茨城、長野、千葉…と、まるで刺激を受けているように、どんどん南下していく。こちらよりも、むしろ関東の方が揺れが多かったのでは…。
余震がくるとき、ごお〜っという音が波のように近づいてくるのがわかる。ウトウトしながらも「来る!」と身構えていると、揺れ始める。
幸い、小さな余震ばかりですんだ一夜。

d0179044_148397.jpg
電気は文明の象徴。
いかに普段、テレビやパソコンに依存していた事か。
そして、一番の見落としていたダメージはトイレのファンが止まった事…。
[PR]
by yama-humoto | 2011-03-11 22:05 | 日々