イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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晴耕雨読

「関東地方は、今年は山菜、キノコは食べれません。」
仕事のメールをくれたM君の一言。
そうか。そうなのかもしれない。小さい子がいればなおさら。
ここらはなにも気にしてないようだけど、実際はどうなんだろう?
いつの間にか、映画「風が吹くとき」の老夫婦になってはいないだろうか?

腕の腫れがひかないので、サクランボのバイトは休んで、皮膚科に行く。
飲み薬とステロイド剤2種を処方される。
思ったより早く終わったので、バスの時間までふらふら。
といっても、本当に散歩しながら時間がつぶせる所ではないので、雨の中、長距離をとぼとぼ歩くしかない。車なら、数十秒の距離。ペーパーの私はこちらに来て練習すれば良いやと軽い気持ちでいたけれど、車がある時は運転出来る相方もいるので、必要ない。自分一人で動きたい時にはかんじんの車が無いので、話にならないのだ。でも、2台所有する余裕なんてとてもない。
どこなら、住みやすいのだろうかとぼんやり考えながら、ブックオフに入った。

ふと、銀色夏生の本が目に入った。
ずいぶん久しぶり。
確か、宮崎ですごい家を建ててたよなあ…なんて思いながら、つれづれノート15「第3の人生のはじまり」をぱらぱらめくってみていたら、「引っ越したくなった」ような事が目に入ってびっくり。そして思い通りの家や庭を作ったら、離れては行けないものだと勝手に思い込んでいた自分を発見する。家を持ってしまったら、ずっと住まなくては行けないような気がしていた。なんでだろう?お金がからむからかな?
まあ、そんなに一般的なパターンではないと思うけど、これもいいのかなあと思った。
なにかに囚われることで、出口の見つからない悩みが生まれるのかもしれない。
他に写真や絵と詩で構成されたもの2冊を買う。
20年以上前にはじめて手にした時のような、新鮮な気持ちが戻って来た。

ようやく家に辿り着いて、仕事をしようとしたけど、家の周りでエンジン音がする。このざあざあ降りの中、ブッシュ(草刈り機)をかけているのだ。この辺の人たちは“晴耕雨耕”。雨の中でも降っていないかのように農作業をしている。「晴耕雨読」って素敵だと思うんだけど、そんなこといっていられないのが現実のようだ。
なんだか集中出来ないのでやめ、ベッドにごろんと転がりながら買って来た本を読んだ。
めずらしく本に没頭できた。いつもはなにかしら気が散って、本を読めなかったので、こんな時間はこの家に来て、はじめてかもしれない。
やっぱり「晴耕雨読」がいいなあ。
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by yama-humoto | 2011-06-27 11:38 | 日々