イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

農家民泊のパンフレット

d0179044_18571248.jpg只見町子ども農家体験協議会発行のパンフレットのイラストを描かせて頂きました。

表紙
オリジナルに近いテイストで採用いただき、うれしい限りです!
d0179044_18565126.jpg
裏表紙
d0179044_18564123.jpg中にも4点ほど。

農家民泊…主に都会の子どもたちの農山漁村でさまざまな体験の機会を与える企画
都会に暮らしていると、便利なことばかり…というのは秋田の山里に暮らして実感した。24時間すぐに何でも手に入りやすい環境だから、大した買置きも必要ない。なんでも「買えばいい」。ここではそうはいかない。それでも2~30年前の環境よりは遥かに便利になっているという。じゃあ、その前は?

最近感じるのは、人間が良かろうと思って開発する「便利」は時に人が元々もっている能力を封印してしまうように思う。不便こそが自分で考え、工夫して作り出して行く能力を引き出してくれる。
都会に比べて不便な村に暮らしているお年寄りたちは、何気ない風でいて実はすごい技を持った人たちばかり。そういったお年寄りの「技」も次の世代(今の親の世代)にさえ後継されないで消えて行くようだ。すごくもったいない。
農家民泊という企画(?)で、子どもたちには農山漁村での体験が「不便」も含めて都会では得られないものになるだろうし、一方、過疎化の進む村に暮らすお年寄りの評価(技などの再認識?)も変わってくると良いと思う。(実現するにはいろいろ大変なようだけど…)
どんどん消える日本本来の暮らし方。(村からちょっと離れた街でさえ、自然への意識はもう都会と変わらない感覚に近いと知って驚いたのは最近のこと。)
一人でも多くの人の記憶に、わずかでも良いから、刻まれて欲しいなあ。
[PR]
by yama-humoto | 2012-05-22 18:55 | 仕事