イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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ひがなる森の収穫祭開催!

朝、5時過ぎに起きて、呆然。昨日までいい天気だったのに、今朝は嵐のような雷雨だ。こんなんじゃ、開催は無理かなあ?と不安になりつつ、準備を始める。ノボリの印刷部分にアイロンがけ。鍋用の具材の下処理。一升炊きと一升半炊きの炊飯器が用意できたので、10㌔の米をそれぞれ計ってビニールに分ける。研ぐのはタンクの水でなんとかできそう?と、そのまま。残りのお菓子、スイートポテトも作る。ばたばたと用意してるうちに時間が迫ってきてしまった。薄暗いものの、雨は小降りになってきた。相方は一度、持っていけるだけの荷物を積んで、ヒュッテにあがった。その間に準備を進める。10時すぎに戻ってきたので、残りの道具を積んで私も乗り込む。ああ、ろくに顔も洗ってないよ!と発進してから気づく。
d0179044_10465440.jpg天気は悪いけど、須川に向かう観光の車はひっきりなしにあがっていく。これなら50台に一台でも迷い込んでくれるかもしれない?
会場にいく山道は、本道から脇道に入る。分かりにくいので、案内人のかかしを置く事になった。若い衆が作ってくれた力作が、すでに設置されていた。なんだかわくわくしてきた!
このかかしのドレッドヘアは藁からなった縄を編んで作っている力作!若いのに縄をなえる事に関心!こういう技術が細々とでも残っていてくれるのが嬉しいなあ。
d0179044_10464083.jpgかかし二人め。
d0179044_10462785.jpgかかし三人目。分かれ道を誘導してくれた。かかしは会場に来た人たちにも好評だった。今度はもっと人数を増やしたいねえ。
d0179044_1046127.jpg会場。普段は寂しいヒュッテの下が、ちょっと楽しげな雰囲気に変わっていた。野菜やお菓子などのお店も出店。けれど、風が冷たく初冬のような寒さ。これでは、お客さんはあまり期待できない。まあ、人が来なければ、自分たちで食べれば良いさ。急いで、芋の子汁を作る。芋を煮るにも、やはり大鍋では時間がかかっってちょっとやきもきする。その間に、おにぎりを作る。「どどど、どうやろう?」とわたわたしていたら、会場に来ていた女子たちがなんとなく集まってきて、米を分量ごとに分ける人、握る人、ラップ切り係、くるむ係と自然に分担して、「女子校の料理実習みたいだねえ」なんて楽しく笑いながら。人数もいるのであっという間に50人前のおにぎりができた!握っている間に芋の子が吹き出したので、あわてて鍋に戻る。他の具材を投入、味付け。…やっぱり、醤油もってくるべきだった〜!と思うも山の中。ひがなる式はこういうものだと、思っていただこう。
d0179044_10455444.jpgそうこうするうちにお客さんがちらほらと現れ始めた。お菓子の準備もできていない。とりあえず持ってきたお菓子はラッピングする時間もなく、その場で切りながら売れば良いか…?と裸のまま。それらを出して、あ!お金の準備が!と車に戻って用意をしていたら、「お客さん来たけど」と呼ばれてしまった。ちょっとまってよ!値段も決まって無いんだよ〜!@@;すごく焦る。しかたがないのでお客さんと話しながら値段を決めてしまった。ガムテープやらが散乱する中のお菓子をお客さんは買っていってくれた。(涙)
値段を決めてポップをかこうと車に戻ったら、今度は「芋の子汁のお客さんがきた」呼ばれる。ああああ、できる事なら分身したい。あのかかしたちが手伝ってくれたらいいのに〜と心で半泣きになりながら、売り場に戻る。そのうち、要領を得た相方が芋の子汁の方をやってくれて助かる。寒さも手伝って、芋の子汁も大好評だった。「マジうまかっったっす!」と言ってもらえるたびに、嬉しくなる。「ありがと〜」と、こちらもお礼を言う。学食のおばちゃんってこんな感じなのかな?お米も調達が間に合わず、我が家のものだ。稲作2年め、一応無農薬だが、今年はかなりほったらかしだった米。こんな米でいいのか?と不安に思いつつ。だけど、みんなすごく喜んでくれた。知人ならともかく、全くしらない人に自分の作った物をふるまう不思議。喜んでいるのを目の当たりにする幸せ。今までの苦労(9割が気苦労だが)はふっとんで、なんだかすご〜くあったかいものに満たされて幸せな気分に包まれた。
ばたばたして、結局、鍋もおにぎりも写真を撮るのを忘れた。自分の食べかけを慌てて撮影。d0179044_10454037.jpg
お菓子。つくりたかったハリネズミのスイートポテト。みんなにも受けてよかった♪道の駅では生っぽいものはだせないので、こういうときならではの遊びをしたかった。頭の中では、もっといろいろ計画していたのだけど、結局間に合わなかったのは残念。まあ、また機会はあるだろう。昨日、加工所にいったあおちゃんは、まさかのダブルブッキング!というトラブルの中、なんとかお菓子を作ってきてくれた。カボチャのパウンドはすごく綺麗な色で、お客さんの目が一番に引き寄せられて、無事完売!
他のお菓子の写真も撮らずに終わる…残念。
d0179044_10451715.jpg空の木ガーデンさんのブース。みどり祭りでもお会いして、パンのワークショップが楽しかった。またお会いできて嬉しい!ラッピングも素敵なお菓子が並んで、会場を華やかにしてもらえた気がする。
我々のような俄菓子屋と違い、こちらはプロ。一つ一つが本当に落ち着いていて、美味しい。シュトレンやケークサレを購入。すごく美味しかった!
d0179044_10444492.jpg3時過ぎからライブが始まる。今回、来てくれたのは3組。いったいこのヒュッテがどんなライブ会場になるのか?そもそも音響に向いているのか?もわからないまま。1組目の演奏は我々は聞きにいけなかった。芋の子汁&おにぎり完売!
ここは山の中で、近くにコンビニも無く食料が調達できない。もう一度、一升分の米を炊き、小さめのおにぎりを作った。こちらはライブを楽しんでる人たちに自由に食べてもらう事にする。片付けて、ライブ会場にいってみた。Kさんお薦めの一二三(ひふみ)というグループ。素敵素敵!可愛い歌と心地よい演奏だった。関西から来てくれたとの事だった。こんな山奥に!…と改めて、感謝!
d0179044_10442851.jpgIndus&Rocks
かっこいい!かっこいい!こんなバンドあるんだ〜!音がすごい。
ものすごい(我が家だったら壊れてるんじゃないか?という)大音響で、体を音で包まれてどこにも逃げられない時がある。音の洪水に溺れるような錯覚さえあるんだけど、音に不快感がない。強い音なのに、すごく心地よくなるのが不思議。
d0179044_1044276.jpgライブは押しに押して10時近くに終わった。灯りをつけたら、みんなすごく笑顔!幸せな顔になっている。これって成功ってことでいいのかな?みんな普通に「来年は…」なんて言っている。今回限りかもしれない…と取り組んだお祭りが、もうみんなが「来年を楽しみに」してくれるものになっていたようだ。みんなみんなおつかれさま!
東京にいたら、イベントに参加する機会も、ライブハウスに行く事も、まずなかっただろう。今回のアーティストさんたちに会う事も曲を聴く機会も無かったと思う。今日、いろんな人とあえて、笑い合えて、すごくすごく幸せ。
暖かいものがいつまでも胸に残る、とても貴重な体験ができた。大人の文化祭?
50も近いこの歳で、こんな新しい経験ができるなんてね。幸せ者です。
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by yama-humoto | 2012-10-21 10:42 | 日々