イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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源氏と平家

d0179044_15412214.jpgしとしとと降ったりやんだりの鬱々する天気が続く。夜、ゴミを近くの収集所に持っていった相方がばたばたと帰って来た。「蛍!蛍!平家がでてるよ!」
早速、ヘッドランプ片手に家の前の農道にでてみた。最近、手倉に蛍を見に来た人がクマも見たそうだ。ちょっと怖いけど、ほぼ家の近くだから大丈夫だろう?
闇に目が慣れてくると、か細くぽぽぽぽ…とミドリの光が飛んでいる。
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ふわっと掬うように飛んでいる蛍を捕まえてみる。源氏(下)に比べてずいぶん小さい。
源氏は光が力強い分、なんとなく平家ボタルは質素。数はそれほど出ていない。多分、この先まで農道を拡張する工事が進んでいて、水路がなくなってしまっているのも大きいと思う。
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普通、源氏が出終わってから平家が出てくる…と、なんとなくそう覚えていた。
しかし、今年は両方出ている。源氏は6月末に出て来たが、まだまだ消えずにいた。今年の気候はどうも変で、梅雨がいつまでも空けずにいる。畑の野菜がなかなか育たない。蛍にもなにか影響しているのかな?
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家の前の水路。よく見ると平家蛍が控えめに潜んでいる。この水路はドジョウもカワニナもいて、蛍の幼虫もよく見る。けれど、来年にはこの水路は塞がれてしまう。
「蛍は道より上の田んぼの水路でも発生しているから、ここをつぶしても大丈夫」という事になっているらしい。よくよくみると、奥の田んぼの水路に見えるのは源氏で平家は手前の水路付近に出ている。道を広くしてくれるのは歓迎だけれど、生き物が育んでいる水路は一度壊してしまえば、もう再現はできない。壊すのは簡単だ。来年は蛍も激減してしまうだろう。こういう水路を「あえて残して道を作る」という発想はないんだろうか?「里山」の形を壊す事無く、環境を良くする工事(デザイン)って言うのもできる気がするんだけどなあ。
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by yama-humoto | 2013-07-21 15:40 | 日々