イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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備忘録

d0179044_15444610.jpg気がついたら、もう11月だった。2~3日先には雪の予報も出ている。こりゃ、いかん。
9月も10月もあっという間にすぎてしまったけど、いろいろあったのは確か。忘れないうちに書き付けておかなくては…ということで、これ書いてるのは11月だけど9月からってことで…。

畑に畝立てをしに行った。仕事があるとどうしても後回しになりがちだけど、天気もタネも待ってはくれない。結局やきもきして仕事に集中できなくなってしまうので、思い切って野良作業に切り替える。
大根と白菜を植え付ける畝だては、一人でやるので鍬一本をネコ車に積んでいく。
誰に見せる訳でもないので、気楽なもの。もう、直線の加減を測る水引糸すら張らず、適当に目安を付けて、ざっくざっくと鍬をふる。mさんに借りているこの鍬は、とてもふるいやすくて、土を深く掘り起こす。ザックと土に食い込む感じがすごくいい。無心になれる。汗がぼたぼたと落ちる頃には、もう畝立ては終わる。やってみれば、大した時間はかからないものだ。いつも、やるまでに時間がかかってしまうだけ。

時間がかからないことが多くなった。小学生の頃は、お菓子を作るのも一日がかりだったような気がする。裁縫だって、なかなか形にできなかった。今は…やる気になって集中すれば、お菓子なんて1時間もかからない。服も自己流だけど、いつのまにか仕上げられるようになっていた。難しい事の方が少なくなっているのは、やっぱりそれだけ長く生きているからだろう。できないと思いこんでいるだけで、いざ手を動かせば、大概の事はできる。自分の手じゃないような気さえする。
鍬をふるっていると、そんなどうでも良い事が頭の中を巡ったりする。

畝の上をチョロチョロと青く光るモノが通る。
ニホントカゲだ。凄く目立つけど、カラスなんかにやられないのだろうか?
そのしっぽ、なんで、わざわざコバルトブルーにしたんですか?

d0179044_15443616.jpg
畑仕事を終えると気がかりが減って、帰りの足取りが軽い。…でも、この後、仕事について、とても通常量はこなせないのが現実。肉体労働はやっぱりカラダに残ってしまう。あ〜あ…と思いながら台所に行くと、窓の外でクモが巣を作っていた。
この時期、急にいろんなクモが姿を現す。このクモは卵を中心にして、周りに繭をつくっていた。はじめは黄色い卵が中空に浮かんでいるように見えて、綺麗だなあ…と思っていたが、時間が経つにつれ、どんどん白く、卵は見えなくなってしまった。どんだけ大事にしてるんだい?とつっこみたくなる厳重ぶり。それにしても、なんて美しい形を作り出すものか。一番中空に卵を置いて、かなり完璧な免震構造。休む時はこの繭を抱きかかえるようにしている。大事なんだねえ。大事だよなあ。こんな小さな生き物が命をつなぐ事に集中している。
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by yama-humoto | 2013-09-08 15:44 | 日々