イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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庭が吹雪

d0179044_930275.jpgいい天気は続かない…。関東に大雪をもたらした低気圧の残骸が来た感じ。ウチは風の強い地域なので、今日はかなり本格的に吹雪だ。相方が出勤してしばらくしてから玄関を開けたら、もう出かけた痕は吹き消されて跡形も無い。そして容赦なく吹きだまる。
d0179044_930890.jpg玄関でたところ。積もるスピードも速いなあ。
ここに来てから、こんなに毎日毎日、一日中天気の具合を見ながら生きていたことってあったっけ?と思う。東京はゲリラ豪雨なんかはあるものの、「今日は傘いるかな?」と空を見るくらいだった。なんとなく天気や安全が「保証」されているような?
ここでは一日の天気を読んで、用事の順番を考えたり動いたりするようになった。毎日違うので頭が忙しい。

d0179044_9295440.jpg玄関から遥か道の方を見る。風が強いなあ。出たくないなあ…。だけど、今日は宅急便がくる予定なのだ。意を決して外に出る。雪が思ったより重かった!普段の雪なら、さささ〜っとダンプで片付けられるのに、今日の雪は予想に反して扱いづらい。ダンプにも雪がつくし、重くてスベリも悪くて、イライラする。しかも、強風。川の対岸の本道沿いの風は狭い幅の中で吹き付けるので、ホワイトアウト&強風でそれはそれはデンジャラスゾーンだ。それでも普通に車は通って行く。こちらはその風が川を渡って、木々や納屋などにぶつかって広がってから届くので、若干マイルドかな?大概は川沿いに上流の方に流れて行く。ウチに吹いてくる風もかなり下流の方から流れてくるようだ。
d0179044_9293885.jpg細かい雪を巻き込んでいる今日のような日は、風の形がとてもよく見えるので、体感的にはちょっと辛いけど見ていて飽きない。ごう!っという音から6つ数えたくらいで音の主がここを通る。雪壁にしゃがんでみると、凄く静かで空気も穏やかなので「あれ?もういっちゃった?」と立ち上がると後頭部に風がぶつかってくる。瞬時にまたしゃがむ。これって、家がすぐ近くに見えてるから安心してるけど、山の中だったら遭難寸前では…。ポストも完全に埋まっていた。だいたいの検討で掘ってみても、いつまでたっても出てこない。普段より1m近く中に入り込んでいた。ポストの上にできたマブがどんどん育つ。除雪でできた独立峰のせいで、風の巻き込みとふきだまりが顕著。マブはリーゼントさながらになるので、「今日の突っ張り具合は…」とせり出し具合を相方に報告したりする。
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風のお陰でまったく積もらない部分もできる。雪の下の草が出てきた。。こんな寒いけど、生きている。強いねえ。週末、関東では災害並みの大雪が降って大騒ぎだった。はじめはニュースを見てなんか嬉しくなっていたけど、被害が大きくなってくるとそうも思えなくなってきた。「雪」って生活して行く上で、かなりハードルが高いんだな。普段はなんでも予定通り計画通り動ける東京は、晴天の多さと行政によってほとんどの「不便」が取り除かれていることで成り立っているのだな。「便利」は「不便」を容易に生み出す。自力で不便を乗り越える術や考える事も取り除かれてしまっているように思った。経験はすればするほど、スキルは上がる。しかも良い経験より悪い経験の方が効果は絶大だと思う。雪国の人たちは長年そういった不便と戦い続けて、高レベルな経験値をもってしまっている。良いことなのか悪いことなのか?村は今日も静かだ。
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風は一日中ふいて、かいてもかいてもすぐ吹きだまった。仕事部屋から窓の外を伺い、仕事を中断しては、雪かき。一日3回ははじめてだ。雪かきは成果がはっきり分かるので気持ちいいんだけど、それを何度も簡単に吹き消されるのは、なんとも悲しい。

←今日届いたものの一つ。
これを送ってくれた主は、今日沖縄に旅立った。「もう使わないから」とスノボとクロカンの板もくれた。クロカンは私が欲しいと思っていた短めのものだったので、凄く嬉しい!
大切に使わせてもらいます。
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by yama-humoto | 2014-02-19 09:27 | 日々