イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

<   2011年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

晴耕雨読

「関東地方は、今年は山菜、キノコは食べれません。」
仕事のメールをくれたM君の一言。
そうか。そうなのかもしれない。小さい子がいればなおさら。
ここらはなにも気にしてないようだけど、実際はどうなんだろう?
いつの間にか、映画「風が吹くとき」の老夫婦になってはいないだろうか?

腕の腫れがひかないので、サクランボのバイトは休んで、皮膚科に行く。
飲み薬とステロイド剤2種を処方される。
思ったより早く終わったので、バスの時間までふらふら。
といっても、本当に散歩しながら時間がつぶせる所ではないので、雨の中、長距離をとぼとぼ歩くしかない。車なら、数十秒の距離。ペーパーの私はこちらに来て練習すれば良いやと軽い気持ちでいたけれど、車がある時は運転出来る相方もいるので、必要ない。自分一人で動きたい時にはかんじんの車が無いので、話にならないのだ。でも、2台所有する余裕なんてとてもない。
どこなら、住みやすいのだろうかとぼんやり考えながら、ブックオフに入った。

ふと、銀色夏生の本が目に入った。
ずいぶん久しぶり。
確か、宮崎ですごい家を建ててたよなあ…なんて思いながら、つれづれノート15「第3の人生のはじまり」をぱらぱらめくってみていたら、「引っ越したくなった」ような事が目に入ってびっくり。そして思い通りの家や庭を作ったら、離れては行けないものだと勝手に思い込んでいた自分を発見する。家を持ってしまったら、ずっと住まなくては行けないような気がしていた。なんでだろう?お金がからむからかな?
まあ、そんなに一般的なパターンではないと思うけど、これもいいのかなあと思った。
なにかに囚われることで、出口の見つからない悩みが生まれるのかもしれない。
他に写真や絵と詩で構成されたもの2冊を買う。
20年以上前にはじめて手にした時のような、新鮮な気持ちが戻って来た。

ようやく家に辿り着いて、仕事をしようとしたけど、家の周りでエンジン音がする。このざあざあ降りの中、ブッシュ(草刈り機)をかけているのだ。この辺の人たちは“晴耕雨耕”。雨の中でも降っていないかのように農作業をしている。「晴耕雨読」って素敵だと思うんだけど、そんなこといっていられないのが現実のようだ。
なんだか集中出来ないのでやめ、ベッドにごろんと転がりながら買って来た本を読んだ。
めずらしく本に没頭できた。いつもはなにかしら気が散って、本を読めなかったので、こんな時間はこの家に来て、はじめてかもしれない。
やっぱり「晴耕雨読」がいいなあ。
[PR]
by yama-humoto | 2011-06-27 11:38 | 日々

ぬかか

サクランボのバイトや自分の家の田畑。生き物に追い回されているようで、この週末はなんだかどっと疲れた。
今日は畑に苗を植え付けなくては…と思いつつ、朝から雨なので考える。
お昼前後、気晴らしに水沢方面にドライブに行き、温泉に入って来た。
夕方、雨も小降りになってきたので、苗の植え付けをしてしまう事にする。

田んぼだった畑は、雨で土の感じがねっちりとしている。
植え付けるには問題無い感じだったけど、雨の中の作業は気持ちがものすごくダークになる。
ひとつ嫌な事が気にかかっていると、今まで閉じていた嫌な事箱がばっと開いて、どんどん頭の中を占領していく感じ。しかも、糠蚊も出て来た。
私は、糠蚊にさされると100%化膿してしまう。
掻かないように気をつけていても、結局行き着くとこまでいってしまい、強いステロイド剤のお世話になるしかない。
昨日の夕方やられたところが、みるみる化膿してきていたので、長めのゴム手袋(さされないように&泥などの汚れがつかないように)で作業したのだが、蒸れる事でかえって悪化させてしまい、帰る頃には左の腕が手の甲までパンパンに腫上がってしまった。

糠蚊のいない所にいきたい…><。
糠蚊がいないだけで、東京でもいいやと思える程だ。
自然が近ければ、海でも山でもいるものみたいだからしかたないのだけど。
近所の人が「虫も出て来たから、あがれ〜」と声かけしてくれた事があった。みんな虫が出る時刻には田畑の仕事をやめて、この痒さから回避するしかなさそう。
[PR]
by yama-humoto | 2011-06-26 11:13 | 日々
d0179044_1722591.jpg画像は昨日の畑。
お隣の田んぼにうちの田んぼの水が溢れて流れ込んでると聞き、私一人でなにかできるもんだろうか…と心細く思いつつも放っておくわけにもいかないので、雨具を着込んでスコップを持ち、まず田んぼにいってみた。気持ちいい位、威勢よくお隣の田んぼに流れ込んでいた。周囲を歩いてみると我が家の田んぼの上を流れている水路も決壊してだばだばと流れ込んでいた。雨量も普通じゃなかったけど、これが一番の原因か@@;この水を塞き止めるには土嚢がいるけど、もってきていない。水の取り入れ口のビニールのパイプが排水口を塞き止めていたので、パイプをどけ、水位調整していた板を一時的に抜き取ったら、かなり大量に水を抜けるようになった。もう片方の排水口もこころもち広げ、お隣に流れ込んでいる部分を塞ぐ術を考える。貼ってあった畦マルチを立て、近くにあった板を当てて固定した。流れを止められただけでもなんとなくホッとする。さて、我が家に流れ込んでいる部分をどうするか…**:
落ちていた(わけではないが)肥料袋のビニールをあて、その辺の土を盛って行くしかない。この田んぼ、結構石が多くて、スコップにガツッとあたって手首を痛める。ううう
はじめのうちは置いた土が流れる水に溶け流されて、やっても無駄なような気がしていたけど、ある程度埋まると流れを止める事ができた。田んぼはこれでなんとかなりそう。
次は畑。
言われたとおり、田んぼと見まごう冠水っぷり。
彰さんは「スティブロだけがちょっとでてるだけ」と脅かしたけど、実際見てみたら完全に水没してるのはジャガイモくらいで、あとは根元ギリギリって感じだったので、ちょっと安心する。
この土地は初対面みたいなものだから、どんな性質なのか事が起こらないと分からない。そのつど対応していくしかない。元々田んぼで水を含みやすいようなら、なるべく畝を立てておけば良さそうだ。(もっとも、この豪雨がなんどもあるようなら、作物自体育たないと思うけど)とりあえず、排水口から水が抜けてるのを確認し、「必ず助けるから、なんとかがんばってくれ〜!」と作物たちに檄を飛ばして家に帰る。

d0179044_17224299.jpg夕方、帰って来た相方と畑に行き、協議の結果、数カ所、土を削って水を抜くしか無いということになった。2カ所開けたら、ざーざーと抜けて行ったので、後は明日様子を見るしかない。
今朝、様子を見に行ったら、すっかり水が抜けていた。さっさと植えなくては行けない苗があるけれど、もう少し土を落ち着かせる為に、今日はこのままで、田んぼの草取りをした。
早めにやった方が良いと言われていつつ、なかなか出来なくてイライラしていたのだ。午前中は一人でデッキブラシで試してみた。除草機もあるけれど、車が無ければ運べるものじゃないし。これでうまく行くようなら、私一人でもブラシを抱えてこまめにやって行けるので、なんとかなるかも。
どのくらいの力でかき回して行けば良いか、ブラシで擦っては、素手で土をかき回して様子を見る。ぷかーっと浮いて来る草もあるし、土にまきこまれて浮かないものもある。濁った田んぼの中に手を入れるのはおもしろい。五感にすごく耳をすます感じ。
「ある程度育ってしまった草は浮かせても結局また結着してしまう」と彰さんは言っていた。
ならば。浮かせるだけでは意味が無いという事だ。…ということで、そいつらを除去する作戦を試みる。長年の稲作の歴史があるのだから、もうベストなやり方は定着しているのかもしれないけど、(そしてそんなやりかた聞いた事無いけど)、何事も実験。ベテランが見たらきっと「無駄だよ!」と大笑いされそうだけど。
午後は仕事から帰って来た相方と再び草取り。
夕方になると糠蚊が出て来る。防虫スプレーをしていたけど、あちこちさされ退散した。
[PR]
by yama-humoto | 2011-06-25 17:22 | 日々

田畑も私もだばだば

d0179044_10285421.jpg秋田は昨日から強い雨が続いている。本当は知人が山を楽しみにくるはずだったので、サクランボの手伝いはお休みを取っておいた。けど、この雨。釣りも登山もできないし、蛍もまだ。知人とは昨夜相談して延期する事になった。
たった3日のバイトで、どっと疲れが出て身体が重い。外は豪雨だけど、ゆっくり休めるのがものすごく嬉しい。
サクランボの仕事は作業自体は特に問題無いんだけど、雰囲気がひどく悪くて、ものすごく気疲れするのだ。こういう一時的に人手が必要な作業は単発なので「普段仕事が無い(なんらかの事情で仕事につけない等)」人が集められる。(この辺りでは、就業出来る事自体奇跡(?)に近い。その位、働く場所がない。)その人たちへのパワハラがものすごくて、作業中のみんなが緊張状態になってしまうのだ。昼休みは標的になった人がぐちり、みんなで慰める…なんて時間に。60を過ぎた人や病気を持っていて就業出来ない人たちは、どんなに酷いことを言われても「じゃあ、辞めてやるよ!」となかなか強く出られない。不のスパイラルというか…。ああ、日本でもまだまだこういう現実はあるのだなあ…とやるせなくなる。
私は友人の紹介というのもあって、そういう待遇は受けずに済んでいるし、「辞めてやる!」と簡単に言える「本業(?)」も持っている。事実、すぐにでも辞めたいのだが、「さくらんぼをゲットしたい」という、ものすごい黒い下心で耐えている次第(あれ?一番黒いのは私か?)。

とりあえず、休める開放感に浸っていたら、彰さんが来た。
うちの田んぼや畑を見て来てくれた(私たちより、よく見てくれている)らしく「どっちも冠水してたよ」という報告を受ける。しかも、田んぼはお隣にまで水が溢れ出ているって…。が〜ん@@;
どどどど…どうしよう…。
といっても、雨は強いしなあ。少し小降になるのをまって様子を見に行くとして、本業の方に着手しようと、ペンを持ったが、まったく描けなくなってしまっていた。

半農半Xなんていうとカッコいい(?)けど、全部中途半端になるか、倍の労力を必要とするので、ぜんぜんスローライフなんかじゃないっす。

ああ…すっかり愚痴モード…天気のせいか、心も時化っぽくなってます**
[PR]
by yama-humoto | 2011-06-24 11:15 | 日々

猫からプレゼント

d0179044_1351136.jpg今日からサクランボのお手伝い。お誘いの電話が来た際、相方が就業した旨伝えると、「そうか」と一度は電話が切れたのに、再び奥さんから電話がかかって来て、私だけでも手伝って欲しいといわれた。大変なのかな…とついつい軽い気持ちでOKしてしまったが…。
納屋でお昼を食べていたら、ここのフレンドリーな猫が挨拶に来た。ぐりぐりとなでてやるとすごく甘えて来る。会話も成立する(ちゃんと返事するんだもん)。いなくなったとおもったら、しばらくして背筋を伸ばしてすごく威張ったような堂々とした歩き方で納屋に入って来た。口には…ねずみ!
お弁当を食べながらも「なあに?おまえネズミもってきたの?」と話しかけると私の前を横切りつつもくりっと顔だけこちらをむけて「そうだよ。」と返事してご主人のいる方へもっていった。
再びいなくなったと思ったら、他所のリンゴ畑から(家のではなく、外からわざわざネズミ捕まえて持って来るクセらしい。)こちらに戻って来た。口にはまたネズミ!
今度はそのネズミを私の前にぼとん!と落とし、「にゃああ(あげる)」と一言。く、くれたんだ?
でも、いらんわ〜@@;
相方曰く「仲間と認められた」ということらしい。

d0179044_1344597.jpg夜は月に一度の「そば会」の日。
果樹園で一日働いていると汗やらゴミやらで汚くなる。疲れもあるし、あんまり乗り気でなかった私。近くのゆっぷるでお風呂に入ってから行こう!ということになった。(シャツの下はいつのまにか入り込んだ葉っぱやら、花のカスやらが身体についていて、人に見られないうちにあわてて払い落とした**)お風呂に入ったら、かなりさっぱり。かなり気分も上向きになって、着く早々、生ビール(セルフなので、ジョッキに半分程)をぐいっといってみました。労働して温泉後の生ビールを「うまい!」と思えてびっくり。(お酒弱いんで、普段は飲まない)
「ソバの会」ではそば打ちコーナーがあって、勝手におのおの気分が出て来た所でソバを打てるようになっている。私は一度やったことがあるけど、相方は未経験。何度「やってみなよ」と促しても「今度」と流すくせがある。初めてでも、腕に覚えのある“よっぱらい”達が、手取り足取り教えてくれる。こんなおもしろいチャンスは絶対楽しんだ方が良い。そば打てるようになった方が楽しいし。半ば強制的にそば打ちへと送り出してみました。(私は腱鞘炎が治らないのでやめておく)
画像はすっごく丁寧にご指導いただいてる様子。(酔っぱらいに)
d0179044_1342928.jpg
打った蕎麦はその場でゆでて、みんなに振る舞われる(そしてみんなで評価しあう)んだけど、時間も終わり近かったので、お持ち帰り。
先生が見てくれるうちに、何度かトライして、うまい蕎麦が打てるようになりたいものです。
[PR]
by yama-humoto | 2011-06-21 13:04 | 日々