イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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d0179044_14533246.jpg朝の冷え込みが今までで一番きつかった。
今日は仕事場の片付け。仕事場の壁は2面が窓、1面がふすま。もう1面が押し入れで、壁の面が極端に少ないので本棚を置く場所も無い。日が入って明るい半面、モノが日焼けする。仕方が無いので、画材、資料の本、ファイル等は押し入れにいれている。だけど、フスマのせいでなにかと使い勝手が悪く、結果、部屋が散らかる…というのが分かって来た。思い切って、フスマを全部とっぱらったら、やっと使いやすくなった。春までにカーテンをつければ日焼け対策も出来るだろう。
次は寒さ対策。
今日みたいに極寒の日は、ゴジラのように口から力強い白い息が出る。薪ストーブのある1階なら快適なのだけど、気持ちの切り替えができなくなる。
仕事するのに日は選べないので、いつでも取りかかれるように、なんとか快適な空間にしたい。
寒くなる原因は廊下に面した部分を半分障子をはずしているせいもある。ここが閉まればそれなりに保温できるかもしれないけど、閉塞感と明るさの確保が出来ないので嫌なのだ。お金もないので、無い知恵を絞る…。結果、農作業に使う大判のビニールを張ってみた。張って行くとビニールの揺れで空気の流れが分かるので、そこの対処もしたら、随分保温性が出たように思う。ストーブをたけば、すぐに暖かくなった。
但し、無菌室?のような冷蔵庫のカーテンのような、恥ずかしい見栄えでとても人には見せられないけど。
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by yama-humoto | 2011-12-17 14:52 | 日々

冷え込む

d0179044_14342677.jpg朝からかなり冷え込んだ。
日中でもマイナス2℃〜3℃。ストーブも煙突がつまりぎみのようで、一気に30℃とはいかなくなった。ネコと3人でストーブにくっついて背中をあぶって過ごす。
午前中、明るいうちに少し散歩に出る。もう雪は膝くらいまで積もっていた。
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裏山も一気に氷の森に。
雪の上には動物の足跡も無い。
こうなってくるとエサなんか見つけられそうも無い。
人家近くに移動してるのかな?
d0179044_1434191.jpg相方。なかなか来ないと思ったら、雪に埋まった水路を延々とあける作業中。
古いご友人たちはご存知の事と思いますが、本当に…今やらなくていい事にすごい熱心になります。沢にわざわざでっかい石を落としたり…端からみると無駄な体力を使っているとしか思えないんだけど…。
まあ、そのおかげか?雪かきがさほど苦痛になってないのが救い。

d0179044_1433487.jpg目の錯覚?
ふきのとう?

相方は夕方から十文字へ。
試験場の人たちと忘年会だそうだ。
人間関係の良い職場だったようで、契約が終了した人たちも飲み会には集まってくるらしい。
私はストーブの前に座って、3日前から編んでいたスヌードを編み上げた。
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by yama-humoto | 2011-12-16 14:32 | 日々

冬ごもりの前に

d0179044_14211165.jpg朝はそれほど冷え込まなかった。天気は雨。明日には雪の予報が出ていうので、今後は本格的に積もりそう。このチャンスを逃してはいかん!と清掃車にトイレの汲取の依頼をした。今やっておけば、雪が溶ける春まで快適に暮らせる。午後は入金や買い物等で外出。夕方から雪になった。

←今回の東京で見つけたもの。昭和初期の岳人(岩登り特集)
ハードなイメージの登攀がこんなにのどかに表現されているのが、なんかすごいな〜…とジャケ買い。
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by yama-humoto | 2011-12-15 14:17 | 日々

蔵の解体

d0179044_17485699.jpg天気が良い!
今日もMさんの蔵に行く。
はやく片付けたいらしいけど、もう明日は雪の予報…。燃やしてしまっても良いものは捨て、整理するのを手伝う。この蔵は去年の大雪で屋根のノギは折れてしまったけど、本体はびくともしなかったそうだ。確かに去年の記録的な豪雪でつぶれてしまった空き家はたくさんあった。住んでいても屋根の雪下ろしを必死でしないと支障が出るほどだったから、雪は相当な重さだったはず。
なのにこの蔵はびくともせず、取り壊そうとユンボで押してもダメだったそうだ。よくよくみると外壁には縦の板、内側には横の板が打ち付けてあった。これは頑丈!柱や梁もどっしりしていて、かなり古い作りらしい。
d0179044_17265872.jpg基礎の構造には釘は使われていない。組み木のように複雑に組み合わせて楔で止まっている。
よくよく考えるとこういう構造の納屋とか物置って、この周辺ではあまりみない。以前、通りかかりに覗いた山の奥にある射撃場でこの手の建物をみて、圧倒された。かなり昔の作りってことかな?
壊してしまうのはあまりにももったいない!
宝くじでもあてようものなら、このまま移築しちゃうんだけどなあ。

d0179044_17264772.jpgMさんと話しているうちに、全部切り刻まずに車庫などに作り直すのがいいんではないか?ということになった。
どうやらこういう作りの建物ははずして行く順番があるとか。
トントン!とたたいて行くとどんどん解体出来るらしい。でもやっぱり大工さんの手は必要そうだ。
材をうまく利用すれば、素敵な小屋が建てられそうなんだけどなあ。
車庫に仕立てるのは雪が消えてからになるので、その間に計画を進められるといいな。
d0179044_17263298.jpg戦利品?
太い枝を曲げて、ブドウヅルの皮を横に巻いている荒く作ったようなカゴ。
背負うようになっている。
Mさんに聞くと、多分、繭玉を運ぶためのカゴだったのではないかとのこと。
なるほど。
もちろん手作り。
話を聞いているとここがこれだけ交通の便も良い暮らしになったのは25年位前?のようだ。雪の中を何時間も歩いたとか、親戚の家を泊まりながら目的まで歩いたり…。聞けば聞く程、想像するに、ルクラからナムチェバザールに行くのと同じようなものだったのかもしれない。トレッキングでシェルパの家に上がった事がある。1階は牛小屋で、住居はそこから階段を上って2階。1階に牛がいる事で2階が温かいんだそうだ。ここも昔は家の中に牛を飼っていたとか。聞けば聞く程、ネパールじゃん!((ネパールしか知らないので)(笑)
いっそのことバッティ(トレッキング途中にぽつりぽつりとある茶店)でもやろうかしらん?
d0179044_17261977.jpg戦利品?2。手桶や樽、一本の木から削り出した重厚なソリ(スキー部分)、牛のエサ箱(牛の押す力を考慮したすごい重厚な作り!)など。あとあと処分してしまうかもしれないけど、とりあえず助け出す。
都会暮らししかしらないモノから見れば、不便な暮らしだったかもしれないけれど、自分たちだけで生活に必要なものが作れる(ザルやカゴ、筵も作っていたようだ)ってすごい事だと思う。ここに来てからよく「不便」や「便利」について考える。
お金で事を済ます「便利」とか。便利=楽な事…なのかなあ?とか。(特に勝手に蓋が開いたり流してくれる便器とか。身体が不自由な人にはもちろん良いものだと思うけど、健常者が使う必要があるのか?それによって「流す」のを忘れる人が増えてるとか。初めから泡ででる石けんが主流になったら、固形石けんで泡立てできない子どもが出てるとか…)おせっかい=便利と、はき違えてないかなあ?面倒くさがることで、本来持っているはずの才能やワザを使う機会をどんどん失って、創意工夫しようと思う事も縁遠くなっているような…?人間だって動物。はじめからプログラミングされているコンピュータではないから、経験値だけの能力しか開発はされない。

私たちも、ここで暮らして来た人たちには何年経っても追いつかないという事だけど、いろいろお手本にしたいと思う。
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by yama-humoto | 2011-12-14 17:25 | 日々

蔵からお宝?

d0179044_16575411.jpg近所の方から「蔵を解体する予定なので、何か欲しいものがあったら持って行って良いよ」と連絡があった。薪用に柱や板をもらうつもりで覗きに行った。屋根はすでにはずしていて、2階部分は雪が積もっていたが、よくよくみるといろいろなものが隠れている感じ。はじめに目に入ったのはこの座繰り!びっくりしてあわてて助け出した。雪を掘って行くと、たくさんの糸巻きも出て来た。いくつかは糸がまかれている。桑折の中には紡いだままの糸らしきものがあった。どうやら絹糸のよう。
話を聞くと、この集落は昔は養蚕をしていたそう。
d0179044_16574026.jpg持ち帰って、さっそく洗ってみた。糸巻きのガイドが一本破損していたけど、ちゃんと動いた!
以前、友人が益子で購入した座繰りとはタイプが違う。よくよく見ると糸巻きを2本同時にセット出来るものだった。歯車もすべて木製。メカが木製ってすごくない?
まさにオートマタ!(私はキャバレーメカニカルシアター(今は無くなってしまった)だけを目的にロンドンに行ってしまったからくり好き)
しかも、一個一個手で作られたであろうもの。なんだか重みを感じます。

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製造メーカーか、制作者のマーク?
酒飲みだったのでしょうか?
糸巻きと座繰り本体にあった焼き印。
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by yama-humoto | 2011-12-13 16:56 | 日々

疲れ

d0179044_16512832.jpg帰って来たと同時に雪が降り出し、2日降り続く。あああ、とうとう根雪になりそうな…。
疲れがたまったせいか、具合が悪く2日間寝て過ごす。
東京では外食が多かったので、玄米、納豆、具沢山みそ汁の食事が身体に沁みてつくづく美味しい。

←フライパンに流した油
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by yama-humoto | 2011-12-12 16:49 | 日々

村に帰る

d0179044_10194469.jpg帰る日。
慌ただしく荷物をまとめ、配送の荷物をコンビニから出す。本やら、重量のあるものが多く、すごく重いのを友人が運んでくれた。ありがたや。
東京駅についてお土産を考えていたら、あっという間に時間になってしまった。
友人が改札まで見送ってくれた。

こまちは快適。どっと疲れがきたので、しばらく眠った。
目が覚めて、機(車?)内誌とカタログを見る。カタログは別段興味も無かったのだけど、ページをめくって行くと、普段あまり目にしないような、雪国の暮らしになにかと良さそうなものが乗っていて、いつのまにか結構熱心に見入ってしまった。(持って帰ってくれば良かった…)
盛岡を過ぎた辺りから、急に寒々しい風景になりだす。
大曲に着く頃には雨になっていた。迎えに来てくれていた相方と合流。ラッキーに寄って買い出しをする。
雲の流れが大きく、ときどき冷たく光った満月が現れる。「今年最後の満月かもしれないから、よくみておこう」と相方。村につく頃には雪が降り出して来た。
明日から数日、天気予報には雪だるまが並んでいる。
とうとう根雪になりそうだ。
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by yama-humoto | 2011-12-10 10:19 | 日々

東京って便利。

d0179044_9525643.jpg写真メモ魔の私が東京で取った写真は3枚くらいしかない。
←そのうちの一枚。乾いていないセメントを踏んだ大型犬の足跡。(結構古い)in経堂。

昨日よりももっと冷え込んだ日。
今日はお仕事でお世話になっている所にご挨拶に行く。
移動中に軽く昼食。乗り換えの時に駅そばの匂いを嗅いでしまった!ので、登戸で箱根そば。(こういうものもないんだよな。秋田は)
約束の時間まで、経堂のスズラン通りを歩く。世田谷だけど、古き良き商店街の名残を残しているような通りで、近年、小さいけど、でもこだわりのお店が集まって来ている。新しいお店が増えているけど、いい雰囲気になっているんじゃないかな?
散歩がてら両側のお店を見られる道幅が商店街が残るポイントだと思う。
昔ながらの古本屋が2件(スズラン通りには1件)残っているのも良い。こういう古本屋さんは神田でも消えつつある。
生まれ育った小田急線沿いの空気はけっこうすぐに身体に馴染むのを感じる。
お仕事先にご挨拶に行き、新しい課長さんともようやくご対面。
お話ししやすくて、なんだかホッとした。
その後、元職場の顔なじみさんに会いに高田馬場へ。
東西線があるので、ついでに西荻窪に足を伸ばしてから帰った。
電車を乗り継げば、短時間で広範囲を回れる。
東京ってなんて便利!とつくづく思う。(住み易さは別として…)
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by yama-humoto | 2011-12-09 09:51 | 日々

深呼吸したくなる空間

d0179044_18162319.jpg朝から冷え込んで寒かった。こんな東京のつもりじゃなかったのに…。ぼんやり暖かい冬の東京を期待していたのに。ヘタをすると乾燥してる分、秋田よりも寒さが「痛い」。秋田は水分がある分、柔らかい寒さのような気がして来た。今日は神保町を回る。一時期はやたら目についたアケビつる細工の本がどこを探してもなかなか見つからない。現役で出版されてるものはともかく、そうでないのが欲しかったのだけど…。当たりを付けていた古本屋はどうも潰れているらしかった。神保町もどんどん変わって来てしまっているなあ。
結局、目当ての本は見つけられなかった。文房堂を覗く。ここは版画関係のものが充実しているので、ペーパースクリーン用のダイヤモンドスクリーンを入手!
今回の東京はなにしろモノ作りのための材料ばかり集めている。
途中でなんだか脂汗が出て来て気持ち悪くなってきた。今夜は友人たちとお食事会の予定だったけど、キャンセルさせてもらう。どうも疲れから、内臓に来てるような変な気持ち悪さだった。
雨もばしゃばしゃ降って来て、もう帰ろうかと思った時、ふと神保町に来たもう1つの目的を思い出した。tryギャラリーできくちちきさんという方の作品展があって、確か今日が最終日だったのだ。
雨の中、ぼんやりしながら探していたので何度も迷い、ようやく辿り着いたギャラリー。気持ちがかなり落ちていて、ギャラリーに入る気力が無くなっていたのだけど、大きな窓から見える室内はすごく力強い作品が並んでいて、吸い込まれるように入ってしまった。
白い紙に墨で殴り書きしたようなゴリラ、ゾウ、ライオン…。何冊かあった手作りの絵本はみんな描く手法が違っていた。本を見ていたら、オーナーさんがお茶とこの絵本に出てくるものをかたどって作ったジンジャークッキーを出してくれた。一番窓際にベンチがあって、ここに座るのは一瞬落ち着かない気がしたけど、座ってみたらギャラリー全体が見渡せる絶好な場所だった事がわかった。
東京にきて、はじめて自然に大きく深呼吸をしていた。良い絵にめぐりあえてすごく嬉しい。
気持ち悪かった具合も幾分よくなる。早く帰って自分もなにか描きたい衝動に駆られた。
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by yama-humoto | 2011-12-08 18:18 | 里帰り

織る

d0179044_1801276.jpg滞在中、友人宅で眠っている織り機を使わせてもらう。一時期ついていた「火」は消えてしまったようで、ほこりが積もった可哀想な織り機になっていた。道具は働いているときが一番美しいと思う。「今、起こしてあげるからね〜」と本を片手に縦糸を張る。この縦糸の数を揃えて、一本一本通して行く初めの作業が一番億劫で、毎日出かけて疲れてが溜まってしまうとどうにもやる気が出なかった。今回は見送ろうかとも思ったけど、やっぱりちょっとがんばってみることにした。
縦糸の張り具合が微妙で、そのままやっているとゆがみが生じてしまう…。でも、売るわけじゃないからいいや!と毎度の事ながら強引に進めてしまった。
横糸を気分次第で変えて、パターンの決まっていないチェックにした。(左右対称、規律の取れたパターンがどうにもつまらなくて苦手)
計7時間程で、なんとか織り終わる。
計った時に不具合が出て、縦糸が当初よりも短くなってしまっていた。
微妙なサイズだが、一応マフラーが出来上がった。
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by yama-humoto | 2011-12-07 17:59 | 里帰り