イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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<   2012年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

山のみんなが目を覚ます

d0179044_21421410.jpg大柳沼を一周してみた。
まだ雪も残っていて、ひんやりとしている。里では盛りを過ぎた山菜もまだ出始め。
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d0179044_21411120.jpg草木も芽吹き出したところ。葉を広げる前の姿はみんな面白い形をしていた。そのままデザインになるなあ。
d0179044_2141193.jpgこの先端の玉のようなものが…
d0179044_2141377.jpg垂れ下がって、やがて葉を広げる…という過程。
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杉の落ち葉の上に星。
d0179044_21401530.jpg
d0179044_21395123.jpg
d0179044_21385298.jpg一周し終わる所で、熊の糞らしきものに遭遇。ちょっとヒヤッとする。

かつては整備されていたらしき遊歩道も今は荒れ放題。相方はときどき、倒れて道を塞いでいる枝をどけたり、枝を払ったり、ちょっとでも整備の足しにならないかと奮闘しながら歩いていた。何十人かのボランティアで一日、歩きながら整備して行けば、また使えるようになるんじゃないかなあ…なんて思いながら歩く。そういう維持が大変だから放置されてしまっているのだけど…。なんとも、もったいない。
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by yama-humoto | 2012-05-30 21:37 | 日々

d0179044_20175144.jpg育苗している苗箱の苗がところどころ禿げたようになっていた。不思議に思いつつも、そのままにしていたら、お隣のMさん曰く「ネズミにやられてるぞ」とのこと。
ネズミ?
発芽中の籾を食べているらしい。ネズミが入るとは考えもしなかった。

写真はMさんが教えてくれたネズミ取りのトラップ。
プラスチック製のバケツに水を張り、糠を入れる。細い棒を立てかけておく。ただこれだけ。
バケツの水は糠が発酵するので畑の肥料に撒いてもいいから、無駄が無いとのこと。
う〜ん?だけどこんな仕掛けで取れるのかな〜?
d0179044_20172896.jpg
…と半信半疑の数日。
今朝…起きて2階の窓から庭をみてびっくり!
バケツに何やら黒い影が…。
「ネズミが捕れてるよ!」という私の声に、いつもは寝坊する相方もガバと起きて寝巻のまま庭に出た。ネズミは夜中に落ちたのか?すでに死んでいた。
すごすぎる〜!
村人の経験と知恵に脱帽の朝でございました。
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by yama-humoto | 2012-05-29 20:37 | 日々
d0179044_1135542.jpg
昨日、頂いて来た田んぼの型つけ。これを転がして、苗を植え付ける場所の印をつける道具。
以前、近所の人が「もう使わないから使ってみろ」というので、もらう約束をしていた。そろそろ取りにいかないとなあ…と思っていたところ、庭にいた相方が呼ばれ、これを担いで嬉しそうに帰って来たのだ。
私は勝手に本で見たような金属製のものを想像していたので、木製だったことにまずおどろいた。
すごい!かっこいいいい!!!!!
田んぼで使って泥だらけにするのがもったいないなあ。
「使うのやめようか…?」と本気でつぶやいてしまった私。
d0179044_11344721.jpg
長年使っていないとはいえ、綺麗に保存されていたのが分かる。
この道具も手作りだろうなあ。
すごく造形が綺麗でしばし、みとれた。
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昨日、とってきたゼンマイ。
こんなふうに綿をかぶって生えている。
男ゼンマイ、女ゼンマイがあって、この辺では女ゼンマイだけを採るらしい。
男ゼンマイも食べられなくはないけど、食感が違うそうだ。
私はいちいち綿をずらさなくては分からなかったけど、Rさんは綿がかぶった状態でも男か女か見分けていた。ううむ
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綿をとったゼンマイ。
形がかわいい。
ホントに自然が作り出す形って無駄が無くて美しい。

これは女ゼンマイ。
この可愛さを残したいと思うのだけど、加工するときはこの葉の部分は取ってしまうのであった。残念。
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ゼンマイの綿。
東成瀬史を読んでいたら、このゼンマイの綿を布団の綿と混ぜて使っていたような記述があった。
確かにこの綿、ふわふわで暖かい。

まとめて塊にしてみていたら、ネコが「なにしてんの?」とチェックに。
ネコ、にほひをお嗅ぎになるの図。
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by yama-humoto | 2012-05-27 11:32 | 日々

クロ削りと山菜

d0179044_105753.jpgいい天気。
午前中はRさんの手伝いで山に入った。川の増水で沢の水を引いているホースが切れて流されてしまったとのこと。対岸のホースをどうこちらに寄せるか…を検討するために見に行ってみた。
ホースは思っていたより太くて直径が15㌢くらいある。それにしても、こういう作業も個人でやっちゃうというのがすごい。村の人はほとんどが土木の知識があるみたいで、生活に必要なことはみんな自分たちでやってしまっているようで、このホースも元はRさんのお兄さんが設置したものだそうだ。大体の検討はついたので、帰りながら山菜をおしえてもらう。ゼンマイ、わらび、ホンナ、沢アザミ等々を採って帰った。
d0179044_10562361.jpg午後からは田んぼのクロ削り。
去年は機械でクロ塗りまでやってもらったけど、今年はこの工程は自分たちでやってみるとこにした。…とはいえ、相方があまり乗り気でない。なんとか重い腰をあげさせ、田んぼに歩いて向かった。相方は畦に繁茂しはじめた草をブッシュで刈りはじめ、私がクワでクロ削り。クロ削りってどうするんだろう?…というレベルのまま、物理的に(?)こうしかないだろう?!と適当に模索しながら、クワをふるう。
久々の農作業。冬中PCに向かってなまりまくっている身体にはなかなかキツい。
それでも、なんとかリズムをつけてクワをふるった。
d0179044_10555622.jpg半分くらいやったところで、逃避(笑)。
田んぼの横にいろんな植物が生い茂っている場所がある。去年の後半にしったのだが、ここもウチが借りている家の土地なんだそうだ。村の中は土地の所有者が綺麗に管理しているので、こんな草ぼうぼうな所があるのはなんでかなあ?と思っていたら、私たちがしらずにほっぽっていたからだった。
この場所、結構いろんなものが生えている。クワをほっぽって、ちょっと探検。アケビ、時期を過ぎてしまったたらの芽、木イチゴはこれから実をつけそうだ。
写真はアケビの花。
黒っぽいシックな色。陽が指すとなんともモダンな色になっていた。
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しょでこ。
関東近県の山ではほぼ見つけるのが困難といわれている、山のアスパラ。
ホントにアスパラみたいな味で美味しい。
いろいろな物が見つかって、ちょっと気分転換できた。
残りのクロ削りにとりかかり、なんとか終わらせた!

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田んぼの横で採れたしょでこ。
ペペロンチーノに使いました。
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同じく、田んぼ横で採れたわらび。
山で採れる物より細いけど、食べるには十分。
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夕餉。
沢アザミのおひたし、ホンナのおひたし、ホンナのごまあえ、わらびのしょうゆ漬け、うどのきんぴら。
ホンナはあまりクセが無かったので、ほうれん草や小松菜的に使えそう。山菜の知識はまだまだだけど、使いこなせるようになれるといいなあ。
春になるとあまり野菜を買うこと無く、おかずが出来るので嬉しい。
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by yama-humoto | 2012-05-26 10:51 | 日々

ぜんめもみ

d0179044_10281688.jpg和紙工房の近くに行ったら、Rさんがゼンマイを揉んでいた。
この“ぜんめもみ”、ある時期から急に始まる。あちこちの軒先でかあさんたちが座り込んでなにやら押してるような姿が見受けられるようになると「あ!ぜんまい始まったんだ!」と急に焦る。
今年はチャレンジしてみたいと思っていたのだった。でも、あれこれ用事やらでうかうかしているうちに、シーズンも終わって来たような…。
Rさんに聞くとまだ大丈夫だと言う。丁度いいので、揉み方等を教えてもらった。
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細さを分けて、ひと塊を順番に揉んでいく。
繊維を崩して柔らかくするのが目的かと思っていたけど、どうやら水分を早く出すためらしい。力を入れすぎず(これ、難しい…)揉んでいると水分が出てくるのが分かる。いくつかに分けた塊を順番に一巡したらまた初めの塊へ…ほぼエンドレスで揉み続ける。一日中やっている必要があるようだ。
山菜の本でも、ゼンマイを揉む工程を省いてただ紹介だけしているのものも多い。
これは、山菜上級者向きだよなあ。
干してる途中のゼンマイは色々な色が混ざってきれい。
(ピンク色のは、質感とかなんとなく太いミミズにみえてしまうのだが…。)
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東京にいるときは、山菜そばとか、ちょっとした煮物でも、水煮になっているものが使われていて、そんなに美味しい物とは思えなかった。
こちらにきて、ワラビのシャキヌルな食感や、ゼンマイのなんともいえぬ美味しさにびっくりした。
本当の山菜はこういう味だったんだ。
手間がかかってしまうけど、今年はゼンマイに挑戦!…できるかな?
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by yama-humoto | 2012-05-24 10:24 | 日々

農家民泊のパンフレット

d0179044_18571248.jpg只見町子ども農家体験協議会発行のパンフレットのイラストを描かせて頂きました。

表紙
オリジナルに近いテイストで採用いただき、うれしい限りです!
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裏表紙
d0179044_18564123.jpg中にも4点ほど。

農家民泊…主に都会の子どもたちの農山漁村でさまざまな体験の機会を与える企画
都会に暮らしていると、便利なことばかり…というのは秋田の山里に暮らして実感した。24時間すぐに何でも手に入りやすい環境だから、大した買置きも必要ない。なんでも「買えばいい」。ここではそうはいかない。それでも2~30年前の環境よりは遥かに便利になっているという。じゃあ、その前は?

最近感じるのは、人間が良かろうと思って開発する「便利」は時に人が元々もっている能力を封印してしまうように思う。不便こそが自分で考え、工夫して作り出して行く能力を引き出してくれる。
都会に比べて不便な村に暮らしているお年寄りたちは、何気ない風でいて実はすごい技を持った人たちばかり。そういったお年寄りの「技」も次の世代(今の親の世代)にさえ後継されないで消えて行くようだ。すごくもったいない。
農家民泊という企画(?)で、子どもたちには農山漁村での体験が「不便」も含めて都会では得られないものになるだろうし、一方、過疎化の進む村に暮らすお年寄りの評価(技などの再認識?)も変わってくると良いと思う。(実現するにはいろいろ大変なようだけど…)
どんどん消える日本本来の暮らし方。(村からちょっと離れた街でさえ、自然への意識はもう都会と変わらない感覚に近いと知って驚いたのは最近のこと。)
一人でも多くの人の記憶に、わずかでも良いから、刻まれて欲しいなあ。
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by yama-humoto | 2012-05-22 18:55 | 仕事

日食の影

d0179044_11433222.jpg今日は日食があるという。幸い雲1つない晴天だ。
秋田では軌道上、金環日食は見られないということだった。専用の眼鏡もなかったので、サングラス3枚重ねで見てみたら、ちゃんとかけているのが見えた。
確か影が映ると聞いていたので、手をかざしてみる。
指の隙間に三日月が!
d0179044_11432596.jpg相方がツイッターをみたら、ピンホールでも確認できるとあったので、さっそく紙にペンでぷつぷつ穴をあけてみた。
おおお!小さい三日月がたくさん!
d0179044_11431011.jpg畳におちた日蝕。
なんか可愛い。
太陽の光が心無しか夕方みたいな柔らかい感じになって来た。
家の中もちょっと暗くなる。
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レースのカーテンごしの影。
レースも手伝ってか?指の間の影が羽根みたいになっていた。

残念ながら金環は拝めなかったけど、朝からちょっと楽しかったなあ。
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by yama-humoto | 2012-05-21 11:41 | 日々

刺しガメに挨拶される

d0179044_21264987.jpgふと、なにかの視線を感じてみると…土鍋の影から刺しガメ(カメムシの一種)がこちらをみていた。
目があった(?)と思ったら、なぜか急に「やあ」と手を挙げた。そして、ゆっくり後ずさりしながら土鍋の影に身を隠した。な…なにがしたかったんだ?

まだまだカメムシ(クサギカメムシ)が部屋の中に出てくる。
刺しガメはクサギカメムシを補食してくれるので、我が家では放任している。でも、いつでも捕まえてくれるわけではなくて、こいつの前にクサギカメムシを置いても全然反応しないことがほとんど。動きもジャイアント馬場のようだしねえ。ホントに襲うのだろうか?と半信半疑でいたけど、最近やっと補食している姿を確認。しかも何匹も。どうやら夕方がお食事タイムらしい…。
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by yama-humoto | 2012-05-18 21:26 | 日々

刺しガメに挨拶される

d0179044_21264987.jpgふと、なにかの視線を感じてみると…土鍋の影から刺しガメ(カメムシの一種)がこちらをみていた。
目があった(?)と思ったら、なぜか急に「やあ」と手を挙げた。そして、ゆっくり後ずさりしながら土鍋の影に身を隠した。な…なにがしたかったんだ?

まだまだカメムシ(クサギカメムシ)が部屋の中に出てくる。
刺しガメはクサギカメムシを補食してくれるので、我が家では放任している。でも、いつでも捕まえてくれるわけではなくて、こいつの前にクサギカメムシを置いても全然反応しないことがほとんど。動きもジャイアント馬場のようだしねえ。ホントに襲うのだろうか?と半信半疑でいたけど、最近やっと補食している姿を確認。しかも何匹も。どうやら夕方がお食事タイムらしい…。
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by yama-humoto | 2012-05-18 21:26 | 日々
d0179044_1722589.jpg村に大柳沼という元キャンプ場がある。数年前の大地震で水道等が使えなくなったのもあり、管理する会社も手を引いてしまい、今や寂しい所になってしまっている。沼は水が綺麗でロケーションもそこそこ。
ここの管理棟というのが、素敵な建物でもったいない。
なんとか有効活用できないものか?ひがなる工房の「遊」の活動でなんとか使えないものか?役場にプレゼンをした所、鍵を貸してもらえる事になり、中に入ってみる事になった。
加藤さんと我が家、それと途中からあおいちゃんが合流して内見。
d0179044_17214597.jpg中に入ってみると、想像以上に綺麗でびっくり!
私はそれまで、一部屋が8畳くらいのこじんまりしたものかと想像していたが、実際はこのまま、すぐにでもレストランやカフェが出来ちゃうじゃないか!という広さ&かっこよさだった。
空き家につきものの大量のカメムシ等の死骸が床一面にあったけど…。
私はもうここ2年の虫との戦いですっかりなれてしまったけど、街暮らしの加藤さんはかなり引いていたようだ。横手では家にカメムシは出ないんだそうだ。県内なんてどこも同じかと思っていたけど、そんなに違うものかあ。掃除すると、すぐに居心地の良い空間になった。
こんな素敵な建物が無駄になるのは悲しい。なにができるだろう?なにができるかな?
主要な道から山道に入らないと辿り着けないところ。人を呼ぶのが難しい。
でも、きっと発想の転換しだいで、なにかしらできるんじゃないだろうか?

d0179044_17214051.jpgひがなる工房、「食」のミーティング。
加藤さんはジャムに興味を持っている。
ジャムを3種とパン、それにお皿にする朴の若葉を持って来ていた。
ジャムはドクダミ、コハゼ、それとピエール・エルメのジャム!(ルバーブ、パッションフルーツ、イチゴのミックス)
なんとひとビン2700円!だそう。

d0179044_17212411.jpg味比べ。
ドクダミは濃〜い緑色で、色からして苦みがあるかと思いきや、抹茶ぽくておとなしい味だった。
コハゼはちょっとゼリーっぽく凝固していた。ブルーベリーのようで、なかなか美味しい。
ピエール・エルメ。
一口食べて、「なんだこりゃ!」
当たり前かもしれないが、めっちゃくちゃ美味しい!
他の2つが加工の一環でつくったもの。ちょっとジャムを意識してつくった程度に思えてしまう程、もう、ステージが違いすぎる。世界的なパティスリーが作った(のか?名を借りて別の人が考案したものか?)、ジャムと言う名のデザート。ひと塗りしたパンがものすごくゴージャスになってしまうのだ。2700円、仕方が無いかも…というプロ意識の高いものだった。
一個一個別々に食べていたら、気づかなかったかも。味比べって楽しいなあ。

d0179044_1721222.jpg加工の試作…というか、なんとかこの緑色のジャムを使えないものかと考え中のもの。
ジャムサンドにしてみた。
ジャムの原料?
どこにでも生えている雑草です(笑)。
これが、ジャムにするとびっくりな味になるのです。美味しさで言うとどうなのかは微妙なんだけど、「雑草」がこんな味に!っていう、感動の方が私には大きいのかなあ?
おいしいお菓子にするには、まだまだ道のりは遠そうだけど。
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by yama-humoto | 2012-05-18 17:19 | ひがなる工房