イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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栗とクマ

d0179044_11115733.jpg今年は栗が豊作だ。
家から歩いて1〜2分のところにある。仕事をしていると一日歩かない不健康な日が多いので、お昼休みにちょろっと栗をひろいに出るのを日課にしている。
山の麓の栗林に行ってみると、クマが食べた後がたくさんあった。まだその辺にいそうな気がして、ちょっと怖いが、この日は相方が一緒だったので、奥まで入ってみた。ちょっと薮をこぐとすぐ広い場所にでる。山につづく薮にはあきらかに獣道。怖いとおもいながらも、落ちている栗を拾う。
d0179044_11113626.jpgひろっていると、妙なものが目に入った。直径5~6㌢はある。クマのフンだ!白っぽいのは内容物が全部栗だからだ。つぶつぶも混ざっていて、なんだか汚く感じない。お腹いっぱい栗を食べているんだなあ。
それにしても、クマのフンって、内容物がすぐに分かるから面白い。前にみたのはアケビの種でいっぱいだった。
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こんな立派な栗が、いくらでも手に入る。加工が追いつかないのに、ついつい毎日通ってしまい、毎回5キロ位を持ち帰る。近所のかあさんが拾っている所に通りかかったら、あちこちのポケットに入った栗を「やる」といってくれた。「もう、いらないと思ってるのに、ついつい拾ってしまうんだな」といっていた。栗って不思議。ぴかぴかのこの茶色の実はなぜだか拾わずにはいられない魔力を持っている。クマの気配にドキドキしながらも、今日も拾いにいってしまう。
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by yama-humoto | 2012-10-09 11:10 | 日々

きのこ探し

d0179044_1014015.jpg相方は祭りの芋の子汁に、舞茸を採りたいという。今年は不作だとも聞いているので、あまり期待はできず。今、土日しか休めないので祝日はかなり貴重だ。私はあまり気が乗らなかったが、一緒に山に入った。
天気がいいので、水に映る影も綺麗。
d0179044_1012672.jpgしばらく奥まで歩いてみたけど、今年は毒キノコさえあまりみない。全体に一ヶ月遅れてるという説もあるけど、どうなんだろう?

d0179044_1011117.jpg結局、見つけられず、車に戻ろうと歩いていたら、足下の崖下になにか気配があった。かなり急な崖を渡り歩いていたのはおじいさんだった。キノコの名人なのかなあ?けど、かなり高齢にみえる。なんだか、見てはいけないものを見てしまったようで、気づかない振りをして通り過ぎた。
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by yama-humoto | 2012-10-08 09:55 | 日々

撮影

d0179044_9462550.jpg今日は「ひがなる森の収穫祭」のチラシ用の写真を撮影するとの事。野菜やら小道具などを持ち寄って、細川君が助手に弟くんもつれてきた。細川君は最近、「廃校フェス」や「富士ロック」などを見てきて、なにか良いイメージがあるようだ。いろんなアングルから撮影していく。
d0179044_9461539.jpg準備をしているうちにどんどん気分が盛り上がって、なんだか楽しくなってきた。集合写真も撮った。これが、どう料理されるのか楽しみ。
d0179044_946223.jpg撮影後、解散して私たちは少し山にあがってみた。ヤマブドウのつき具合なんかを見ながら、ふと振り返ると森が広がっている。赤い屋根のヒュッテも見える。
「ひがなるの森だね。」としばらく二人で眺めた。
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by yama-humoto | 2012-10-07 09:45 | 日々

芋の子地獄はじまる

d0179044_918726.jpg21日のお祭りに芋の子汁と新米のおにぎりを出そう!という話になったものの、わがひがなる工房のシェフ加藤さんは、その日すでに別の予定が入ってしまっていて、参加できない。けれど、作り方を教えてくれるというので、ミーティングも兼ねて、芋の子汁のレクチャーを受けるべく、ヒュッテに集まる事になった。一番最初にヒュッテについていたのは加藤さん。次が我々で、鍵を開けて中に入り、加藤さんはさっそく芋の子汁を作り出した。なんだか、ものすごく嫌な予感がしたので、加藤さんが鍋に何かいれるたび、「今、なにいれたの?」「どのくらい煮るの?」と逐一手順をメモしておいた。この嫌な予感は的中する。
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当日、作るのは50人前くらい。初めてのイベントで自分たちも、はたしてどんなものになるかわからず。お客さんが誰もきてくれなくても、自分たちで芋煮会みたいで終わってもいいや。位ののり。
ミーティングでみんなで意見を出して、ヒュッテまでの道中にかかしやノボリでお客さんを誘導しよう。来るまでは楽しくなる演出がいいんじゃないか?など。農家の人は野菜を(多分売れないだろうという予想はしつつも、収穫祭らしくしよう!と)、ひがなる工房ではお菓子を出す事に。ライブの方は分からないので、金治さんにおまかせ。ほかをみんなで作り上げる事になった。

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加藤シェフ特製の芋の子汁。
芋の子、シラタキ、こんにゃく、鶏肉、舞茸、なめこ入り。芹のトッピングで完成。
芹の役割が、ベトナム料理のフォーにのせるハーブ類みたいで、おもしろい。
ところで、この芋の子汁。私が作る事になってしまった。みんな農作業やらで忙しいそうだ。…私だって仕事あるのだけど…、こういうとき上手に身を翻す技をもちあわせていないのが私だ。
当初、芋の子汁案がでたときは「やった〜!やっと芋の子汁ってものが食べられる!」と喜んでいたのに、食べた事も無い私が作るって…。しかも二人前以上の量なんて、ほとんどつくらないのに50人前って…ものすごいプレッシャー…この日から、気が重い日々がはじまる。
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by yama-humoto | 2012-10-05 09:07 | 日々

森と寂

d0179044_8472721.jpg午後の新幹線で秋田に向かう。
新幹線の車窓の間近にまでビルが押し寄せている東京。しばらくはビルの頭ばかりが見えていた。徐々に離れていくと開放感がある。
空が広い。どこまでも続く田畑の風景にほっとする。
d0179044_847990.jpg東京に着くまで、手持ち無沙汰にならないように、いつも本を持っていく。東京ではほぼ毎日のように本屋さんはチェックするので、本の荷物が増える。だから、持っていく本は薄いものを選んだ。今回は夏目漱石の。
家にいるとゆっくり本に浸れる時間がないので、久しぶりな感じ。前にも読んでるはずだけど、すっかり内容は忘れている。今回は文章の美しさがすごく琴線にふれた。

漱石は漢字を当て字のように使っている風に思って、さほど気にせずにいたけれど、同じ「しん」と静かな様子も、自然の中では「森として」と使い、家屋の中では「寂として」と使い分けていたのが、なんだか良いなあと思った。
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by yama-humoto | 2012-10-03 08:43 | 日々

ばたばたと東京

d0179044_10445299.jpg舌にでっかい口内炎2個&ものもらいの体調で東京へ。しかもドンピシャで台風にぶつかりました。ついた時は晴天だったのに、2時くらいから徐々に重い湿気を含んだ風&暗い空に。3時くらいからJR内では早く帰れ!というアナウンスで、6時にはバタバタとお店が閉まっていきました。
昔はこんなことなかったような?震災以来、災害時の対応が早くなったのかな?
滞在中に東京駅がリニューアルオープンでもありました。改札出た所がすごい見物客で、その人たちがみんな上を向いてるのが面白かった。
東京駅は長い工事だったなあ。ここのギャラリーが好きでよく通っていた。開催する内容もおもしろかったけど、ギャラリー自体の雰囲気も好きだったので、閉鎖された時は悲しかった。どんなふうになったのかなあ?今回は改札を通っただけだけど、今度はギャラリーを覗いてみたい。
d0179044_10443653.jpg用事の合間に神保町へ。
東京はどこもかしこも急速に立て替えられ、町の景色がどんどん変わっていってしまっている。神保町も徐々に…。解体されたビルの隣の側面が丸見えで、このトタン張りな感じは秋田にある家よりすごい!と思わず写真を撮ってしまった。戦後、わ〜!っと建てた部類だろうか?この辺も数年後にはガラッと変わってしまっているんだろうなあ。文房堂には、がんばっていてもらいたい。
こうやって家の側面があらわになってるのが、ちょっとパリとかの工事現場みたい(部屋の壁紙とかが残ったままだったり)で面白いなと思った。
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by yama-humoto | 2012-10-01 10:42 | 日々