イラストレーターおぐらみどりの日々雑記


by yama-humoto
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<   2013年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

月が浮かぶ

d0179044_17383319.jpg2階からふと外を見ると、山の上の方が徐々に明るくなっていた。まるでSF映画のよう。まさに月が昇ってくるところだった。急いでカメラを取りに階段を駆け下りる。カメラを向けた時には月がすでに、ちょっと顔を出していた。
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山の頂上の木々が照らし出されて、「巣」のように見える。光り輝く玉が山の中から生まれでてくるみたい。
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ズームで近づけてみる。
木々のシルエットが幻想的。
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徐々に昇る月。珊瑚の産卵みたいなシーン。ポコって浮かび上がっていきそう。
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みごとなみごとな大きな満月が生まれでた。光り輝くパワーがすごかった。
音なんかないはずなのに、見ている間、ずっと“ごおおお”って感じの音を感じていた。
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月のクレーターと木々
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月は音も無く(当たり前だけど…)静かに空に浮かんだ。
なにごともなかったように。
普段通りの月の振りをしていた。
ほんの数分のお話。
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by yama-humoto | 2013-03-28 17:12 | 日々

もず

d0179044_18124338.jpgお天気の日。お日様が顔を出すだけで、実際に表示される気温より、断然上に思えるほど暖かくなる。春が近いと思えるのが嬉しい(実際はまだ遠かったのだが…)。
仕事でPCに向かっていたら、脇の窓ガラスになにかぶつかる鈍い音がした。
「?」
正体はわからない。また仕事に戻ってしばらくすると、どん!
またしばらくして。どん!
窓ガラスになにか白い痕がついている。雪のつけた汚れ?違う。結露のカビとか?違う。窓を拭いた時の布の繊維?ちがうなあ…。しかも、それは窓の外側に着いていた。
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よくよくその先をみると、少し離れた電線にモズがとまってこちらをみていた。
犯人はどうやらこいつらしい。
天気はよくて、気温が上がって、窓ガラスには何匹かのカメムシがうろうろしていた。
これを捕食するつもりだったのかな?
ぜひ、ぶつかる瞬間を見たかった。
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by yama-humoto | 2013-03-25 18:12 | 日々
d0179044_9484796.jpg相方がこんなものを借りて来た。バラして加工に使う前に私に見せたかったそうだ。この時代にこんな薄い和紙をどこで手に入れたのか?閉じてある紐も和紙をコヨリにしたものを使ってある。しかし、筆でかかれた古文書のようなもので、はじめはミミズがくねくねした線にしか見えなくて、これはとても分からない。そう思いながらも、ぱらぱらめくっていくと少しずつ読み取れる文字が見えて来た。見えてくるとどんどんその前後も文字として見えるようになってくるから面白い。これは我が家よりもっと上の「間木」という集落の人が明治27年に、お伊勢参りに行った旅行記だった。

d0179044_9483098.jpg椿台〜岩井川〜と降りて来ている。これは徒歩だったのか?馬でも乗っていたのか?旅行記は主に通った地名と使ったお金がメモしてあった。今の時代、私が旅行につける日記とほぼ同じ。はじめの方が勢いがあって細かく記載している所も一緒(笑)。一番端に「箱ぞり代」とあるから、やっぱり雪の中を進んだんだな。旧二月十六日に出発している。なんでわざわざ雪のある時に出たんだろう?と不思議だったけど、もしかしたら、雪が無い時期は農繁期でとても旅に出られなかったのかもしれない。
d0179044_9474426.jpg伊勢に行く間もいろいろな所に寄っている。宮城県、松島の瑞巌寺や日光、東照宮などなど。「スカシホリ眠り猫アリ」の記載がある。やっぱり「眠り猫」をみて微笑ましく思ったのかな?読んでいると、遥か昔の人なのに、見た事、感じた事がすごく近く伝わってくる気がした。
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ここはどうやら汽車に乗っている模様。
御代田 浅間山嶽見ユル ケムリ出ル山ナリとある。
往路で再びこの辺りに戻り、浅間山に登ったようだ。。その際使った「ワラジ代」が書いてあった(笑)。
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どんどん東京に近づいて来ている。
赤羽〜王子とみえるが…玉子とかいてあるようにみえる…?「王」って「玉」ともかくか?将棋の駒とか…。
上野、水天宮、鬼子母神なども寄った記載あり。
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汽車に乗ってさらに西へ。富士山を見たと読める。いつの時代でも、やっぱり富士山は感動してしまうんだなあ。身近に感じて嬉しくなる。
無事お伊勢参りに行き、さらに京都、大阪まで足を伸ばしている。すごいな。お金持ちだったのだろうか?
ところで、読んでいると時々「ステン処」とでてくる。はじめはなんだか分からなかったけど、上野や大阪の乗り換えの時に出てくるので、どうやら「ステーション」のことらしい。こういうのを読み解くの、すごく楽しい!
d0179044_9403536.jpg再び東京に戻って来て、観光した模様。市川団十郎の芝居をみたようだ。先日、新しくなった歌舞伎座のニュースを見ていたら、初めに建てられたのが明治22年といっていた。今のスカイツリーじゃないけど、当時、観光の目玉スポットだったのかもしれない。それにしてもこの時代、しかもこんな山奥に住んでいるのに、どうやって各地の情報を手に入れていたのか?(これだけの文字を書ける人だからかなり学歴の高い人だったとも伺える)
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帰りも京浜東北線筋を通っている。この辺りになってくると本当に簡単なメモのみ。旅行日記の最後の方ってこんなだったりするよな。(笑)
みるからにかしこまった古文書のようなこの道中記。読んでいくと、旅を楽しんでいた感じが柔らかく伝わって来て、急に身近に思えてくる。明治に生きたこの人が、楽しんだ旅の記録だった。
これはバラして加工に使うなんてもったいない!忘れたふりして、返さないでいようかな〜?(笑)(うそです。ちゃんと交渉します)
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by yama-humoto | 2013-03-16 09:34 | 日々

ヤマケイ

d0179044_10195078.jpg現在発売中の山と渓谷4月号。「読者紀行」のイラストを描かせていただきました。
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by yama-humoto | 2013-03-15 10:19 | 仕事

スノーフレーク

d0179044_1192433.jpg風があって、朝は瞬間的に晴天になったりした。昨夜降った雪は冷え込んだせいか、すごく良質なパウダーだった。今日はスキーに良いのになあと思いながら雪寄せ。お日様がでると積もった雪の結晶に日が当たり、きらきらと眩しい!
おかげで、美しい結晶をカメラに収める事ができた!
d0179044_119768.jpg無数の結晶がつもっている様はいつまで見ていても飽きない。美しいなあ。なんでこんな形が作れるんだろう。こんなものをみているだけで、幸せになる。
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by yama-humoto | 2013-03-04 11:06 | 日々

吹雪の一日

d0179044_10412645.jpg2月以降週末が荒れた天気にばかりなっている。今日も暴風雪。風が強烈に吹き付けて、勝手に換気扇がまわる。こういう最悪の天気の中で、あらためてこの家の優秀さに関心。ボロ家だけど、土地の特性を良く理解して方角を決めて建っているよね、と相方とお互いに感じていた事を話す。東京だったら、土地の形いっぱいに建てるだけだろう。この集落は風が強くふくので、その風がまともにあたらないように絶妙な場所に杉を植えてある。風が当たる方角は納屋やトイレ、風呂など、主要な居住空間でない部分。西側に窓がひとつしか無いのは、雪の積もり方が多いのを分かっていてか?(西日はいらないし)そして、東側はお日様をいっぱいとりこめる大きな窓。天気のいい日には気づかないことだった。
今、家のほとんどが雪に埋まってるのも有り難く思う。家自体にこんな強風をまともにくらったら、どこか壊れてもおかしくない。雪で覆われているので、揺れも少なくて安心。
もう、今日は開き直って一歩も出ないつもり。でも、シジュウカラは風にもみくちゃにされても雪を吹き付けられても、逞しく餌を食べにくる!小さい体だけれど、ニンゲンよりも根性はでかい!
d0179044_10411426.jpg寒い日はなぜかスパイスの利いたお菓子が食べたくなる。クリスマスの北欧がこの匂いに包まれていたせいかな?スパイスはそんなに好きではなかったのに、今はシナモンたっぷりが良い。シナモンロールを作った。中に入れるシナモンシュガーの割合をちょっと失敗。
d0179044_10404147.jpgストーブをガンガン焚いて、眠くなる。猫も、熱くて毛布からまけでていた。贅沢贅沢。
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by yama-humoto | 2013-03-02 10:40 | 日々